marukashi’s diary

色んなラノベの感想上げます。チラムネ界隈では「裕夢こんにゃろうの人」で関係者の中で話題です

三角の距離は限りないゼロ 6巻  感想&考察

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[あらすじ]

一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。そのどちらも選ばないまま過ごした甘い時間の終わりに、僕と彼女と彼女の、本当の恋が始まった。
 再び短くなっていく、入れ替わりの時間。二人といられるかけがえのない時間が、二重人格が、終わる――そんな予感に包まれるなか企画したクラス会で、秋玻と春珂はみんなに、自分たちの秘密を明かした。
「それでも、覚えていてほしいんだ」
 忘れない。いま僕の前にいる、どちらも間違いなく本物の、秋玻と春珂。でも僕のために、そして二人のために……僕は選択する。そして僕が二人の向こうに透かし見た「彼女」は――。
 僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語

 

電撃文庫刊行の大人気シリーズ「三角の距離は限りないゼロ」の第六巻。

物語はとうとうラストスパートへ向かっていきます。

二人から頼まれ、矢野は秋玻/春珂に私たちのどちらかを選んでほしいと言われ、矢野はうなずき、そして秋玻/春珂の矢野落としが始まっていく・・・

 

今回は上にも書いたとおりに秋玻/春珂の矢野落としによっていつもよりかわいくなったり、みんなが須藤を泣かせたり、春珂がクラス会をしたいと提案したりなど、面白い展開が多くありました。

 

物語の前半は改めて三人の関わり方の確認やクラス会の下見、あとは柊さんと細野の喧嘩、秋玻/春珂、矢野の三人の今をみんなに告白、そして霧香をはじめとする友人たちに相談などをしていました。

後半はクラス会の準備から開催までで、準備は秋玻/春珂と矢野で行ってて、そこで二人が矢野にアタックしたり、千代田先生のなれそめだったり、矢野の企み、そしてクラス会・・・

クラス会では三人で準備をはじめ、みんなで作り上げたクラス会は教室で行われクラスメイトは絶賛、楽しんでいきました。クラス会の終わり、準備をしてきた三人の挨拶で締め始める。秋玻/春珂は「会えるのは今日が最後かも」と言われクラスのみんなは驚きました。

 

そして最後クラス会が終わり、矢野は家で疲れ眠りに落ち、夢をみます。

夢の中では恋人と肩を寄せ合い、何も言わずに笑い合う。そんなかけがえのない存在、すべてを投げ出すに足る存在。けれど・・・誰?

眠りから覚め、矢野ははっきりと気づいてしまう。夢の中で恋してた子は、秋玻でも春珂なかった・・・

 

ということで、この巻は物語の終わりへと向かっていく第一歩だと思いました。果たしてどんな終わり方になるのか、どっちを、誰を選ぶのかとても楽しみです。

秋玻/春珂は矢野を落とすためにめっちゃかわいくなってきたし、須藤はみんなと離れ離れになるのが嫌で泣いたりするところとかかわいいし、細野と柊さんのカップルは普通にかわいかったり、霧香の金髪めっちゃ似合いそうだと思いました。

 

~ここからは考察~

まぁ考察するシーンといえば最後だけしかないと思うけど、何かひらめいたとかはないから考えるのは難しいと思う。

代わりに秋玻/春珂の本名予想します。

まず名前は二文字で、前は季節、後ろは部首が王の漢字で

「冬琥(とうこ)」「冬璃(ふゆり)」「夏琥(なつこ、かこ)」

って感じのを予想してます。

もう1つの考えで、後ろの文字の部首をさんずいにしても成り立つ漢字ってのがあったんだけど思いつかなかった(部首は王)

 

最後に

6巻とても面白く7巻がすごく楽しみです!

 

各種リンク

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