プロペラオペラ4巻 感想 ※途中からネタバレあり
[あらすじ]
決戦前夜。二度と戻らぬ大切な愛おしい時間極東の島国・日之雄。その皇家第一王女イザヤは21才。同い年のクロトは10才の時にイザヤにとんでもない“狼藉”をはたらき皇籍剥奪された曰く付き。しかしふたりは今、空雷艦隊司令官と、その参謀として国民の人気を独占する! 暇で平和な護衛任務の日常。しかし、イザヤとクロトには余計な催し物が待っている! 艦内プロレス大会だと!? 言語道断である! 一方、在ニューヨーク諜報員のユーリは宿敵カイルの懐に決死のダイブ! かくして日之雄とガメリアは、史上最大最悪の三角関係が引き起こす大決戦へと加速していくのだ!
今回のプロペラオペラは、特に目立った戦闘シーンなどはなく、あらすじにあるような「決戦前夜」で、ミュウにもファンができたり、イザヤがミュウとともにクロトを潰しにかかったりと、いつまでもこも平和な日常がつづけばいいなと思いました。というわりにガメリアではユーリが恥辱の極みを受けるなどもありやはり全くの平和では終わりませんでした。鼻ホジホジ
※ここからはネタバレありです。4巻未読の方はご注意ください。
今から盛大なネタバレしますよ?いいですか?ちゃんと見てない人はブラウザバッグしてくださいね?いきますよ?
仕事帰りに本屋に行き、ガガガ文庫の新刊を探していました。そこで見つけたプロペラオペラ4巻、とりあえずカラー挿絵を何気なく覗きました……
「うおおおおおおおおお!!!!!!!!」
と心の中で叫びました。なぜかって?そりゃぁおみゃーさん、リオが生きちょったからに決まっちょるやろ!!!!
僕はわかってたんや!リオは死なないって!速夫がリオを死なせるわけないって思ってたんや!「村雨」が探照灯照射してから落ちるまでに時間があった!つまりはその間に逃げたに違いない!と思った!その通りだった!ありがとう速夫!
さてと、ここからは内容の順番ごとに感想を話していきます。
最初と言えば料理長の語り部。ていうか普通に考えてむっさい男ばっかりの船に女が乗り込めばそりゃぁ全員に推しがつくよな。ミュウにも推しができるよね。そしてこの料理長というか、乗組員全員クロトの扱いがうまいよな。煽てるのが上手というか、毎回助けてあげるクロトも優しいよね。ていうかピチピチスーツ自作するってすげぇな乗組員。いつミュウのサイズ測距したんだよ。
リオの乗ってた船が沈み、イザヤはずっと隣にいた親友がいなくなった現状に気分を落とし、普段からクロトと口喧嘩するところもそんなことは起きずに話が終わる…仕方ないよ、親友がいなくなったんだもん…
クロトは 、イザヤを元気にするためと乗組員の指揮を上げるためにプロレスを企画しました。貴様やはり天才だな。だがしかしその天才ぶりがイザヤとミュウから腕ひしぎ逆十字固めを喰らい、止めにパイルドライバーとかいうこの世の天国と地獄を同時に体感したクロトは案の定泡を吐きましたとさ。
そのあとイザヤが料理長から「今回はクロトは悪くない、クロトは殿下とガメリアで食べたものをまた食べたいだけなんです」と聞きそらもう上機嫌。上機嫌イザヤかわいいかよ〜。
そのあとクロトとイザヤがガメリア料理を一緒に食べる中、酒を嗜むのは当たり前。クロトが2本飲む頃にはイザヤは5本飲んでます。すごい酒に強い!!!と思いきや顔は真っ赤で酔っ払い。イザヤは酒のことについて忘れてほしいそうなので忘れました。
リオが生きてた...!!!!!!
わかってた。信じてた。探照灯照射から船が落ちるまでの時間に絶対逃げると思った。それが当たった。よかったよほんとに...
速夫よくやったとは言いたいがリオ的には言いにくいよな。
リオと速夫の無人島での生活は二人にとっていい刺激で合ったと思います。速夫の理性、よく耐えた。よくリオを守った。ラバウルまで頑張れ!!
ユーリのスラングにはクッソ笑ってしまった。てかカイルはさっさとくたばってもらいたいですね。頑張れユーリ。身体を守るんだ。
8月発売予定の最終巻第5巻、発売日前日はティッシュ用意して全裸で待機していますね。楽しみにしています!!!
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