marukashi’s diary

色んなラノベの感想上げます。チラムネ界隈では「裕夢こんにゃろうの人」で関係者の中で話題です

殺したガールと他殺志願者 感想(ネタバレ有)

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[あらすじ]

『最愛の人に殺されたい』と願う高校生・淀川水面は、死神を名乗る女から一人の少女を紹介される。
「貴方が殺されたい人ですか?」出会い頭にそんなことを尋ねる少女。名前は浦見みぎり。『最愛の人を殺したい』という願望を持つ少女だった。
互いの望みを叶えるために、二人は協力関係を結ぶ。水面はみぎりに愛されるため。みぎりは水面を愛するため。
「貴方には、私の理想の男性になってもらいます」「……分かった」「殺したくなるくらい魅力的な男性にしてあげますから、覚悟して下さい」
こうして始まった、歪な二人の歪な恋路。病的で猟奇的で不器用な少年少女が最高のデッドエンドを手に入れる物語、開幕。

 

この作品はMF文庫Jの第16回新人賞≪優秀賞≫作品で、11月に刊行されました。

 

 僕はこの作品、タイトルが気になったのはあるんですが、何よりイラストのはくり先生の書いている漫画「幸色のワンルーム」がとても好きな作品なので割と表紙買いっていう理由もありますね。それこそ幸色に近いような作品なのかなって思って気になってたってのもあります。

 さて、感想の方を話していきますが、僕はこの作品は一巻完結型の作品だと思ってました。水面とみぎりが恋人になって、みぎりが普通に水面殺しかけてやっぱやめて終わり!って展開だと思ったらそのまま続くんだって感じでした。みぎりと水面の恋愛模様をこのまま書いていくだけだと多分そんな面白くなくなっていくと思うから、どのようにタイトルを回収していくかとても楽しみです。みぎりかわいいからどんな感じに水面に甘えていくのかなぁ、水面はどう甘えられるのかなぁ、と楽しみなことだらけです。二人はとてもいいコンビです。あと死神ちゃんやばいでしょ。あ、でも死神ちゃんとみぎり合わせたら多分ちょうど幸色の幸みたいなキャラになりそう。

 「殺したガールと他殺志願者」「幸色のワンルーム」両方ともおすすめなのでぜひ購入してください!

 

各種リンク

MF文庫J

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